【ソウル25日聯合ニュース】政府が韓国製先端高速艇のカザフスタン輸出を進めているようだ。
 政府当局が25日に伝えたところによると、カザフスタンが先ごろ韓国政府に先端高速艇の購入意思を示したことから、国防部と防衛事業庁はこれを前向きに受け入れ、具体的な販売協議を進める計画だ。カザフスタンは機動力に優れ先端武器を搭載した高速艇の購入を希望しているため、黄海の北方限界線(NLL)警備に投入されているミサイル高速艦「尹永夏」クラスの次期高速艦も輸出対象に含まれ得る。
 政府関係者は、2006年3月に退役高速艇(PKM)3隻をカザフスタン海軍に移譲しており、その際に移譲と関連しカザフスタンと締結した協力関係が今になって実を結んだことになると説明している。
 政府は今週訪韓するカザフスタンの海軍司令官と高速艇輸出問題を協議した後、4月のナザルバエフ大統領の訪韓時に引き渡し関連契約を結ぶ案を話し合う計画とされる。


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