鄭東泳議員=5日、ソウル(聯合ニュース)
鄭東泳議員=5日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル5日聯合ニュース】昨年4月、再・補欠選挙の党公認候補から外されたことに反発して民主党を離党した無所属・鄭東泳(チョン・ドンヨン)議員が、10か月ぶりに復党することになった。民主党内で相当な組織を持つ鄭議員が復党することで、丁世均(チョン・セギュン)党代表や親盧(武鉉)・386(若手世代)グループが主導権を握る党内の勢力図にも変化が出る見通しだ。
 民主党の党員資格審査委員会は5日の会議で、鄭議員の復党申請の受け入れを決定した。復党は10日に開かれる党の最高議決機関・党務委員会で最終確定される。
 党関係者は聯合ニュースの電話取材に対し、「鄭議員が離党時の問題点について進歩した立場を伝えてきた。統合のため受け入れる方向で意見がまとまった」と説明した。
 鄭議員側は、党の決定を尊重し、党に戻り「白衣従軍(平民の身分で従軍すること)」の姿勢で献身したいと話している。



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