【ヨハネスブルグ21日聯合ニュース】サッカー北朝鮮代表が、スワジランドでキャンプを行う条件として同国政府に現金を要求し、拒否されたようだ。
 現地日刊紙、スワジ・オブザーバーの最近の報道によると、ヌドロブスポーツ・文化・青年相は16日に議会報告を通じ、サッカー・ワールドカップ(W杯)本選進出国の1つが、4月末から8日間キャンプを行う代わりに190万リランジェニ(約2236万円)を要求したが、予算上の理由でこれに応じなかったと明らかにした。
 国名は公開されなかったが、同紙が独自に取材し北朝鮮であることを確認したという。北朝鮮は現金以外に、移動に必要な車両と寝食の提供を要求し、特に宿泊は王室ビラを希望したと付け加えた。
 当初、スワジランド政府は、宿泊や観光などW杯特需を期待し、キャンプ誘致を推進していたと伝えられた。
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