【ソウル24日聯合ニュース】韓国食品10種が宇宙食として品質基準に適合しているとの判定を受けた。
 韓国食品研究院は24日、産業振興研究本部の金成洙(キム・ソンス)博士チームが韓国食品10種を宇宙食として開発し、ロシア国立科学センター(SSCRF)傘下の生物医学問題研究所(IBMP)に微生物テストを依頼した結果、すべて認証基準適合判定を受けたと明らかにした。
 テストを通過した食品は、キムチ炒め、粉末コチュジャン(唐辛子みそ)、ブルゴギ、チャプチェ(春雨と野菜を炒めた料理)、ビビンパ、カボチャのお粥(かゆ)、伝統飲料のシッケ、緑茶、紅参茶、カレー。
 韓国食品研究院は、2008年に韓国人初の宇宙飛行士イ・ソヨンさんのために韓国食品6種を宇宙食として開発し認証を受けているが、今回は、ロシアが火星への有人飛行に備え行っている模擬実験の欧州人参加者に提供するため、新たに開発した。
 ただ、今回開発された食品10種は微生物テストは通貨したが宇宙食として公認を受けたものではない。金博士は、これらの食品は模擬実験を終えた参加者らが帰還する際に選択すれば実際にメニューとして提供され、この場合は宇宙食として公式認証を通過したと認められることになると説明した。

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