合同参謀本部のパク・ソンウ公報室長は同日の会見で「きょう4回にわたり海難救助隊(SUU)が水中探索救助活動を行なった。船尾が沈没したと推定される地点には隊員らが午前8時27分と午後12時19分に投入されたが、潮の流れが速く、海底の視界も良くなかったため特別な成果がなかった」と説明した。また、船首があると推定される地点でも午後12時52分と午後1時35分に探索作業を行なったがやはり成果はなかったという。
捜索過程では海軍哨戒艦3隻が救命胴衣23着、安全帽15個、防弾服1着を回収したが、行方不明者は発見されなかった。
軍は、船尾部分の正確な位置を識別するため、精密探索作業を集中的に行なった。船首部分は波に流され、事故発生地点から東南7.2キロメートルの地点にあると把握している。
日没のため同日の捜索・探索作業は打ち切られた。あすからは救難艦「光陽」(3000トン級)をはじめ、掃海艦(730トン級)2隻、米海軍救助艦1隻、輸送艦「独島」、民間のダイバーらも捜索・探索作業に投入される予定だ。
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