国防部庁舎で行われた、「天安」事故対策の韓米軍首脳部協調会議で述べたもの。米国は技術と装備、人員を支援し、引き揚げ作業が成功裏に行われるよう保障するとした。また、韓米はこの10日間、同盟に基づく緊密な協調を通じ、乗務員の救助に全力を上げてきたと強調した。日ごろ両国が緊密に協力しているように、今回の引き揚げ作戦も成功できるよう努力すると述べた。
また、行方不明者の家族と任務を遂行中の同僚に深い慰労の言葉を贈るとし、特に、行方不明者の捜索中に殉職した故ハン・ジュホ准尉の冥福を祈り、敬意と尊敬を示した。
これに対し、国防部の李相宜(イ・サンウィ)合同参謀議長は、米国の救助作戦支援や故ハン准尉の弔問への感謝の意を伝えた。また、船体引き揚げ作業には米国の技術と専門分析チームの支援が必要だと述べ、引き揚げ作業と事故原因究明に向けた米側の支援を正式に要請した。原因究明の客観性を高めるとともに、引き上げ作業を通じ、両国関係が一層強固になることが期待されるとした。
一方、軍情報筋によると、この席で、シャープ司令官と李参謀議長は、沈没事故に対する科学的原因究明を支援する米専門家チームを韓国に派遣することで合意した。米専門家は、米海軍水上戦分析センターの海上兵器、海南事故分析要員、陸軍物資体系研究所の爆薬専門要員らで構成される。早ければ来週にもチームが訪韓する見込みだ。
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