「サムホ・ドリーム」乗っ取り、清海部隊駆逐艦が接近

【ソウル6日聯合ニュース】サムホ海運所属でマーシャル諸島船籍の船舶「サムホ・ドリーム」がソマリア海賊に乗っ取られた事件で、韓国海軍「清海部隊」の駆逐艦「忠武公李舜臣」（4500トン級）が船舶の追跡に成功、約50キロメートル以内に接近したようだ。
　外交通商部関係者によると、対潜ヘリコプター、リブボート、検問・検査チームを乗せた忠武公李舜臣は、韓国時間6日午前1時20分ごろサムホ・ドリームが移動中の海域に到着、船舶近くで機動中だという。サムホ・ドリームはソマリア沿岸に向かっているものと把握された。　
　国防部関係者も、軍艦艇が同船舶の30マイル（約48キロメートル）近くまで近寄っており、監視状態に突入したと伝えた。
　サムホ・ドリームは4日、イラクから米ルイジアナに向かう途中に海賊に乗っ取られた。乗組員は韓国人5人を含む24人。