韓国軍は1970年代に北朝鮮の黄海上陸作戦に備え、爆雷を改良し陸上でボタンを押せば爆発する機雷を白リョン島沖に設置していた。その後、除去作業を行ったものの、一部が残っていると推定されている。
特に元報道官は、当時機雷を設置した白リョン島海域の海図を確認した結果、「天安」の沈没海域ではないことが確認されたと強調した。
一方、残骸(ざんがい)の回収作業と関連しては、「天安」が爆発した地点では細かな残骸物まで回収しており、周辺探索も同時に進めていると説明した。艦首の沈没地域は爆発地点から遠く離れているため、漁船の網で海底をさらい、残骸物を引き揚げているという。
24日に引き揚げた艦首は切断面を立体映像で撮影しており、28日午後から本格的な調査に入る。民間と軍の合同調査団は来週初め、切断面などの調査方法を説明する予定だ。
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