孫殷男組織委員長=19日、春川(聯合ニュース)
孫殷男組織委員長=19日、春川(聯合ニュース)
【春川20日聯合ニュース】春川ワールドレジャー総会・競技大会が、8月28日から9月5日まで、京畿道・春川で開催される。
 行事はレジャー総会、競技大会、展示会の3構成となっている。レジャー総会は、世界レジャー機関(WLO)が2年に1回大陸別に巡回開催する最高権威のレジャー分野の学術大会だ。競技大会は、春川市が世界で初めて創設した。水上スキーのワールドカップなど国内初開催の4種目を含め、インラインスケートスラロームなど9つの国際大会が開かれる。展示会では、グローバルレジャー都市・春川をテーマに、レジャーの過去と現在、未来を伝える。
 孫殷男(ソン・ウンナム)組織委員長は19日、開幕100日前のインタビューに応じ、この行事は春川が名実ともに国際レジャー都市に跳躍する機会になると期待を示した。河川と湖に挟まれた韓国最高のレジャー都市・春川は、交通網の改善で事実上、首都圏背後都市となり、さらに国内を越え、世界のレジャーを代表する都市になるものと確信すると述べた。
 以下は孫委員長との一問一答。
――現在の準備状況は。
「大会別に報告会などを行い不備点を補完するなど、滞りなく準備を進めている。競技大会は当初、15種目に50カ国の選手1万3000人余りの参加を予定していたが、51カ国1万4360人の申し込みがあった。海外参加者締め切りの6月末には、さらに増えるものと期待している」
 「PR面では、山岳家の厳弘吉(オム・ホンギル)さん、女優のソン・ジヒョさんに続き、人気女性グループのブラウンアイドガールズにも広報大使をお願いし、力を入れている。また、さまざまな団体や大学で説明会を行うとともに、都心での広報活動、レジャースポーツ教室やキャンプなども開催し、雰囲気を盛り上げている」
――従来の大会と異なる点は。
「これまでは学術大会だけだったが、ことし初めて競技大会をメインイベントとして開催する。ほかの国際スポーツ大会と比べても遜色(そんしょく)ない規模となる。レジャー総会はベストセラー作家のカール・オノレイ氏が講演するのをはじめ、世界観光機関のSomogyi事務次長ら著名人が大挙参加し、レジャー都市・春川の名が一層高まるものと期待される。また、現在34カ国から390編の論文を受け付けているが、さらに300編ほど論文が入る予定だ。このほか、期間中は鶏カルビ祭り、マッククス(そば粉の麺)祭りも開催し、見どころとグルメも同時に提供する」
――一一般市民はレジャー大会というものにややなじみが薄いようでもあるが。
「レジャーは余暇。生計のために義務として必ずしなければならない労働時間を除いた時間に、ストレスを発散するためそれぞれが好きなこと、幸せを感じることをしようというのがレジャーだと言える。つまり、文化、芸術、趣味、娯楽など広範囲の分野だ。週休2日制と国民所得増大の影響で、毎年レジャー人口は増え続けている。レジャー産業は先進国入りの必須要素で、国家競争力を測る尺度でもある。江原道と春川の美しい自然にマッチした、新たな高付加価値グリーン成長産業だと言うことができる」
――最後にメッセージを。
「大会まで100日となった。春川を世界のレジャー都市に育成し、地域経済の活性化に大いに寄与する考えだ。今回の大会は、春川市民全員の行事であり、江原道民、ひいては大韓民国を代表する世界のレジャー大会だ。期間中、春川を訪れる国内外の観覧客が、もう一度訪れたいと思ってもらえるよう、心を尽くして迎えることをお願いしたい」

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