会議を主宰する李大統領(青瓦台(大統領府)提供)=21日、ソウル(聯合ニュース)
会議を主宰する李大統領(青瓦台(大統領府)提供)=21日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル21日聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は21日、韓国海軍哨戒艦「天安」沈没について「一種の軍事的挑発行為とみなすことができ、国連憲章と休戦協定、南北基本合意書にも違反している」との見解を示した。青瓦台(大統領府)で行われた国家安全保障会議(NSC)で述べたもの。
 李大統領は「予想はしたが、北朝鮮が完ぺきに、わが国民が休息を取る夜遅くに奇襲した」と述べた。事案が深刻かつ重大なだけに、すべての対応措置は一寸の狂いがあってはならず、非常に慎重になるべきだとの考えを示した。
 今回の事態と関連しては、軍事的側面、南北関係の今日と明日、対外的には国際的側面があるとした上で、韓国社会に与える影響がどういうものか多角的な検討を行い、論議するために会議を開いたと述べた。



Copyright 2010(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0