国連記念公園を訪れたギュル大統領夫妻(中央)=16日、釜山(聯合ニュース)
国連記念公園を訪れたギュル大統領夫妻(中央)=16日、釜山(聯合ニュース)
【釜山・蔚山16日聯合ニュース】韓国を訪問しているトルコのギュル大統領夫妻が16日、釜山を訪れた。朝鮮戦争で戦死したトルコ将兵の遺骨462柱が眠る国連記念公園を参拝し、機張郡の新古里原子力発電所を視察した。
 ギュル大統領夫妻は、駐韓トルコ大使、朝鮮戦争参戦勇士らとともに国連記念公園に到着後、トルコ将兵の墓で黙とうと追悼の祈りをささげ、献花した。ギュル大統領は、トルコ軍は自国民のためだけでなく、困難に陥った多くの国を支援し、今も支援の手を差し伸べていると述べた。
 海雲台区のヌリマルAPECハウスでは、許南植(ホ・ナムシク)市長と昼食をともにし、名誉釜山市民証を授与された。この後、ギュル大統領一行は新古里原子力発電所を訪れ、韓国水資源原子力の金鍾信(キム・ジョンシン)社長から設備などについて説明を受けた。
 蔚山では現代自動車の工場を視察した。鄭夢九(チョン・モング)現代自動車グループ会長、姜鎬敦(カン・ホドン)蔚山工場長の案内を受けながら、1時間にわたり「エクウス」と「ジェネシス」を生産する第5工場などを見て回った。



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