【ソウル18日聯合ニュース】外交通商部の柳明桓(ユ・ミョンファン)長官とインドのクリシュナ外相は18日にソウルで外相共同委員会を開き、原子力協力協定の締結に向けた政府間実務交渉を開始することで合意した。外交通商部が伝えた。
 また柳長官は、北朝鮮の魚雷攻撃による韓国哨戒艦「天安」沈没事件と関連し、インド側が韓国の調査結果を支持する声明を発表したことに感謝の意を示した。双方は、事件に対する国際社会での対応において、緊密に協議していくことで一致した。
 双方はあわせて、1月に包括的経済連携協定(CEPA)を発効してから4か月で両国の貿易額が70%増加したことを評価し、2014年までに貿易額300億ドル(約2兆7228億円)を達成できるよう、努力することにした。
 このほか、1月に両国関係が「戦略的パートナー関係」に格上げされたことを受け、高官交流をさらに深めるとともに、下半期に予定されたインド国防相の訪韓を機に国防分野の連携を図ることにした。11月にソウルで開かれる20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)、宇宙の平和的利用、気候変動などに関しても、さらに足並みをそろえていく。



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