【ソウル18日聯合ニュース】韓国海軍哨戒艦「天安」沈没の原因究明作業を行ってきた韓国軍と民間による合同調査団が、今月末をもって任務を終了する計画だ。国防部が18日に明らかにした。
 国防部関係者によると、調査団はこれまでの活動結果を盛り込んだ、白書形式の「総合報告書」を作成中だという。「天安」沈没の経緯から船体引き揚げ、決定的な証拠物の回収、国連安全保障理事会での報告など、事件に関連するすべての過程を韓国語と英語で記述し、対外機関に配布する予定だ。
 軍民合同調査団は、「天安」沈没事件は北朝鮮の魚雷攻撃が原因と結論付け、先ごろ、国連安保理の非公式会合で、調査結果について報告を行った。ある軍関係者は、北朝鮮以外に調査結果に異議を唱える国はなかったという。安保理での本格協議に慎重な姿勢を示す中国とロシアも、調査内容は認めるというようすだったとも伝えられる。



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