魏聖洛氏28日訪米、哨戒艦沈没事件対応策を協議

【ソウル25日聯合ニュース】外交通商部の魏聖洛（ウィ・ソンラク）朝鮮半島平和交渉本部長が、26、27両日にカナダで開かれる20カ国・地域（G20）首脳会合（金融サミット）に随行した後、28日に米国を訪問する予定だ。
　同部によると、魏本部長は来月2日までワシントンとニューヨークに滞在。米国のボズワース北朝鮮担当特別代表、スタインバーグ国務副長官をはじめとする国務省、国防総省の高官や学界関係者と会い、北朝鮮魚雷による韓国海軍哨戒艦「天安」沈没事件の対応策、6カ国協議問題を話し合うと伝えられた。
　魏本部長は、現時点では哨戒艦沈没事件の対応に尽力し、6カ国協議再開問題は追って関連国と協議すべきだとの姿勢を改めて示し、今後の連携構築案を話し合う見通しだ。