報告書は、昨年の市場のコンセンサスより高いGDP成長率を提示した根拠は韓国の輸出競争力と中国市場への参入成功、消費回復に向けた政府の強力な政策のためで、こうした成長エンジンは依然として有効だと説明した。
しかし、ことしと来年のGDP見通しを上方修正したのは上半期(1~6月)の成長率が予想を上回ったためで、新たな成長モメンタムが生じたわけではないと指摘した。このため、下半期(7~12月)のGDP見通しは4.8%に据え置いた。
また、GDPなどの経済指標が期待に沿う動きで推移していることから、韓国銀行がこうした機会を活用し、予想より早く金利引き上げに踏み切ると予想した。
Copyright 2010(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0