【ソウル11日聯合ニュース】現代重工業は米ニューヨーク・マンハッタンで現地時間10日、グリーンエネルギー専門企業マチネーエネルギーから17万5000キロワット規模の太陽光発電所工事を7億ドル(約596億8200万円)で受注したと明らかにした。
 2012年末までにアリゾナ州のドラグーン、コチセ地域にそれぞれ15万キロワット、2万5000キロワットの太陽光発電所を建設するもので、設計・調達・建設を一括して請け負うEPCの形で進められる。発電所の中核となる太陽電池モジュールは、忠清北道の自社工場で生産し、供給する予定だ。
 ドラグーン地域の15万キロワット発電所が完工すれば、単一太陽光発電所としては世界最大規模となる。
 同工事は、マチネーエネルギーが米カリフォルニア州の15地域で、計90万キロワット規模で進めている大規模太陽光プロジェクトの一部。現代重工業は3月から本格的な受注活動に乗り出し、ドイツ、中国など太陽光発電を手がける世界有数企業を抑え、事業を獲得した。
 現代重工業の金権泰(キム・グォンテ)専務は「太陽光製品を供給するだけでなく、大規模発電所も建設できる世界的太陽光企業として認められる契機になる」と期待を寄せた。今後は米国をはじめ欧州、アジアでも大型発電所の受注活動を強化する考えを示した。

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