【ソウル2日聯合ニュース】米国政府が、洪水被害に見舞われた北朝鮮に救援物資の提供を予定している米民間支援団体に対し、75万ドル(約6310万円)を支援した。米海外向け放送、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が2日に報じた。
 米国のロバート・キング北朝鮮人権問題担当特使は1日(現地時間)、VOAとのインタビューで、「米政府は深刻な洪水被害を受けた北朝鮮に提供される医薬品購入資金として、人道主義的見地から75万ドルを支援する方針を決めた」と明らかにした。支援団体と北朝鮮当局の間で救援物資の分配に関する合意が得られたため、資金の支援が決まったという。
 支援金は、支援団体のサマリア人の財布(Samaritan’s Purse)、グローバルリソースサービス、マーシーコーに均等に支給された。
 米政府は、2007年に北朝鮮で洪水被害が発生した際も、10万ドル相当の人道支援を行った。

Copyright 2010(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0