韓国は2007年に11位を記録したが、2008年は13位、2009年は19位と、3年連続で順位を落とした。
しかし、スイスの有力ビジネススクールのIMD(経営開発国際研究所)が5月に発表した2010年度版の「世界競争力年鑑」では、調査対象58カ国・地域のうち、過去最高の23位を獲得。前年より4ランク上昇し、WEFの評価とは対照的だった。
WEFの評価結果を3大部門別にみると、制度、マクロ経済など「基本要因」は23位で変化がなかったが、労働市場や金融市場などと関連した「効率性拡大」(昨年20位からことし22位)と「企業革新および成熟度」(16位から18位)は順位がやや落ちた。
国別では、スイスが前年に続き首位となり、米国は2位から4位に転落。スウェーデンが2位に上昇し、シンガポールは3位をキープした。日本は8位から6位に上昇した。
企画財政部関係者は、WEFの評価はKAIST(韓国科学技術院)経営大学院の在学生と卒業生3200人を対象に行われたアンケートを基づいているが、アンケートの回答率は4.1%(130人)にすぎず、指標の信頼性が低いと指摘している。
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