【ソウル29日聯合ニュース】韓国銀行が29日に明らかにしたところによると、2394社を対象に来年の企業景気見通しを調査した結果、来年の製造業の景況判断指数(BSI)見通しは107で、ことし(106)より1ポイント上昇した。
 BSIは100を上回ると、景気を良いとみる企業が悪いとみる企業より多いことを意味し、100未満ならばその逆となる。来年のBSI見通しは、中小企業(104)より大企業(113)が、内需企業(105)より輸出企業(110)が高かった。ただ、ことしと比べると中小企業は2ポイント高く、大企業は2ポイント低い。
 来年のBSI見通しを部門別でみると、売上高130、輸出126、内需販売125だった。ことしの実績値より6~9ポイント高い。資金事情と採用規模、設備投資もことしより好転すると見込まれた。しかし、原材料購入価格BSI見通しが135に達し、原材料価格の上昇が最も大きな経営負担要因として挙げられた。
 非製造業の来年のBSIはことしと同じ96で、不振を避けられないと予想された。
 一方、12月の製造業のBSIは前月同様の92で、5か月連続で基準値を下回った。来月の見通しは92。

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