金滉植首相(資料写真)=(聯合ニュース)
金滉植首相(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル30日聯合ニュース】金滉植(キム・ファンシク)首相は30日、新年を迎えるにあたってのあいさつの言葉を配布。「公正で温かい社会」の実現に最優先の努力を傾けるとの方針を示した。法と原則、公正と信頼、分かち合いと思いやりを韓国社会の至るところに浸透させると述べた。
 来年は韓国が富強な先進一流国家として力強く歩んでいく「希望の年」となることを願うとしながら、世界金融危機を克服し、20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)ソウル開催を成功させた底力と自信感を背景に、名実ともに世界の中心国に浮上しなければならないと強調した。
 また、持続成長の基盤を拡充し、市民の暮らしを一層豊かにすることにも力を入れるとした。特に雇用と福祉、教育問題に至るまで、国民の暮らしに直結した懸案を、より積極的に解決していくと述べた。
 そのうえで、これらすべてのためには堅固な安保が必要だとし、「政府は北朝鮮の挑発には断固対応し、いかなる場合にも国民の生命と財産を保護する」と約束した。全国民の力と知恵を集めれば、必ず「より大きな大韓民国」を切り開くことができると確信していると強く述べた。

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