【ソウル14日聯合ニュース】外交通商部は14日、独島(日本名:日本海)沖で日本側排他的経済水域(EEZ)を侵犯したかどうか調査を受けていた韓国漁船「33サンヨン」の船長が、EEZ侵犯の事実を認めたと明らかにした。
 同部関係者は、海洋警察庁が14日早朝に船長に対する取調べの調書作成を終えたと述べ、船長が日本側EEZを侵犯した容疑を認めたと伝えた。関連手順に従い保証金を支払うとの書類を作成すれば、同日中に保釈されるだろうとしている。
 乗組員9人の韓国流刺し網漁船「33サンヨン」は、13日午前9時ごろ、独島の南東67キロメートルほどの海域まで航行したと伝えられ、これを発見した日本の水産庁の漁業取締船と海上保安庁の巡視船の追跡を受けた。そのまま韓国側海域まで逃走したため、慶尚北道・浦項の水産業協同組合に通報された。
 同組合から連絡を受けた海洋警察庁警備艦がただちに現場に出動。一部担当者が独島の南東36海里の公海上に停泊していた日本の巡視船に乗り込み、詳しい経緯の把握に向け共同調査に取り掛かった。

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