【済州13日聯合ニュース】韓国の浦項工科大学と国家生命研究資源情報センター、日本の国立遺伝学研究所、中国の上海声明情報技術センターが、済州でシステム生物学関連の国際協力研究所の設立を進める。済州道が13日に明らかにした。
 3カ国を代表する研究機関は、これまでの実務協議の過程で、韓日中の中間に位置し地理的条件がよく、生物資源が豊かで環境にも恵まれた済州を、研究所設立候補地に選択した。15日に済州道庁で、研究所設立に向けた協力に関する了解覚書の締結式が行われる。
 各機関は、地域の大学が研究に参加する機会の提供、学生の教育訓練と就職機会の拡大、道民の雇用創出など地域発展への尽力に合意した。済州道は研究所建設用地のあっ旋、許認可など行政手続の支援などを行う。
 研究所建設はことし着工し、2015年の完工を目指す。771億ウォン(約52億7000万円)を投じ、1万6500~3万3000平方メートルの土地に研究室、実験室、機器室、分析室、会議室、寄宿舎などを備えた国際研究所を設立する予定だ。世界トップクラスの研究員10人を含む博士50人、職員100人余りが常駐し、老化、海洋生物学、医生命、バイオエネルギー分野などを研究する。

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