【ソウル16日聯合ニュース】韓国の漫画家団体も東日本大震災で被害を受けた日本人の支援に乗り出した。韓国漫画家協会、韓国漫画映像振興院、ウリ漫画連帯は被害者に向けたメッセージを盛り込んだ漫画と義援金を集め、日本漫画家協会に送る計画だ。
 韓国漫画家協会の趙寛済(チョ・グァンジェ)会長は15日、聯合ニュースの電話取材に対し、「韓国の漫画家が激励のメッセージの入った漫画を直接描き、日本の漫画家に送る。同僚として少しでも慰めになるよう、漫画で心を伝えることにした」と明らかにした。
 韓国漫画映像振興院の金炳ホン(キム・ビョンホン)院長は、「崇礼門(南大門)の放火事件の際に、日本などの漫画家たちが韓国に義援金を送ってくれた。今回はわれわれの番だ」と話した。
 また、世界35カ国・地域の漫画家が加盟している国際マンガサミット(ICC)とともに、日本の被災者を支援することも模索する方針だ。

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