【ソウル16日聯合ニュース】韓国プロサッカー・Kリーグの浦項スティーラーズは16日、水原サムスンブルーウィングスと20日に行うホーム試合で、入場収益全額を東日本大震災の復旧に向けた義援金として日本に寄付すると明らかにした。
 また、当日の入場収益と同額を、黄善洪(ファン・ソンホン)監督をはじめ選手、役員らが寄付する。
 今回の地震と津波で被災した宮城県仙台市は、浦項スティーラーズのホームタウン、慶尚北道浦項市と特別な縁を結んでいる。浦項スティーラーズは昨年7月、浦項市長、地元商工関係者らとともに仙台市を訪れ、Jリーグ・ベガルタ仙台と親善試合を行い、両市の友好増進を通じた経済協力とサッカー発展を持続的に支えていこうという考えで一致した。
 浦項スティーラーズは大震災発生直後、ベガルタ仙台に哀悼とお見舞いの書簡を送っている。
 一方、サッカー界では、大韓サッカー協会が25日にソウル・ワールドカップスタジアムで行われる韓国とホンジュラスの国際親善試合の収益金の一部を、支援金として日本サッカー協会に伝達する計画を明らかにしている。
 また、かつて日本プロリーグ、Jリーグの京都パープルサンガ(現京都サンガF.C.)でプレーしていた朴智星(パク・チソン、英プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッド)選手は、自身の財団を通じ、1億ウォン(約715万円)を寄付することを明らかにした。
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