同通信は会議を招集することについて、最高人民会議常任委員会の正式決定が15日に発表されたと述べた。
最高人民会議は毎年3月~4月にかけて開かれる。昨年も、予算決算や次の年の予算編成を決めた。このため今年も予算問題が会議の主要議題になると思われる。
金正日(キム・ジョンイル)総書記の後継者、正恩(ジョンウン)氏の人事にも注目が集まる。特に昨年9月28日に開かれた朝鮮労働党代表者会で中央軍事委員会副委員長に選出された正恩氏が、国防委員会の副委員長に選出される可能性がある。
国防委員会では最近、朱相成(チュ・サンソン)人民保安部部長が解任されており、最高人民会議の場で金正恩(ジョンウン)体制の構築を狙った内閣改造などに着手するのではないかとの見方が出ている。
また、中国との経済交流が活性化する中、外貨誘致のために新経済特区の指定などが決定される可能性もある。
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