釜山の金海空港に設置された放射線ゲート=18日、釜山(聯合ニュース)
釜山の金海空港に設置された放射線ゲート=18日、釜山(聯合ニュース)
【ソウル21日聯合ニュース】食品医薬品安全庁は21日、日本・東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、日本産の加工食品まで放射能検査を拡大すると明らかにした。
 同庁は事故直後、日本産の農林産物に限り放射能検査をする行うと発表したが、日本内の農産物や水道水から基準値以上の放射線が検出され、検査を強化することになったと説明した。
 これに伴い、放射線検査の対象は日本で生産されたり、日本を経て輸入された農林産物(生鮮、干物、冷蔵、冷凍を含む)、加工食品、食品添加物、健康機能食品に増えた。検査項目はウランの核分裂により生成されるセシウム134、セシウム137、ヨウ素131の三つの放射性物質。
 一方、昨年韓国に輸入された日本産食品は加工食品2万3145件(4037万1636キロ)、健康機能食品623件(41万3171キロ)、食品添加物1万2304件(1192万4581キロ)、農林産物40件(13万7172キロ)などとなっている。
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