製品別では、石油製品(301.1%)、ステンレス鋼平板製品(84.1%)、車両用部分品(48.1%)などが高い増加率を示した。特に、ミネラルウォーター(785.5%)、コンブ(406.0%)、即席めん(123.3%)など食品の輸出が急増した。
KOTRAが日本国内4か所で運営するコリアビジネスセンターには、日本企業から建築用材、小型発電機、乾電池、食品など多様な品目の緊急調達要請が殺到しており、今後もこれらの品目の輸出増加が予想される。
また、震災の影響が最も懸念されていた日本からの部品調達も比較的順調だった。同期間の部品素材を中心とした日本からの輸入は前年の同じ期間より12.4%増加した。日本から部品を輸入している中堅・中小企業200社を対象に実施した被害状況調査でも、「被害を受けた」との回答は7%にとどまった。
KOTRAは、震災の影響が大きい半導体基板など素材分野の一部品目は生産の正常化が遅れ、輸入に支障が出ると予想されると説明した。
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