【ソウル12日聯合ニュース】韓国人バレリーナが海外のバレエ団で活躍を見せている。
 独シュツットガルト・バレエ団が12日までにホームページで明らかにしたところによると、ソリストを務めるカン・ヒョジョンが、20日と23日に上演される「ロミオとジュリエット」のジュリエットに起用された。
 カン・ヒョジョンは仙和芸術学校卒。2002年にローザンヌ国際バレエコンクールに入賞し、2004年にシュツットガルト・バレエ団に入団した。これまで代役で数回主役を務めたことはあるが、正式に主役に起用されたのはこれが初めて。
 また同バレエ団には、プリンシパルのカン・スジンが所属する。カン・スジンはジュリエットなど数多くの作品で主役を務めている。
 独ドレスデン・ゼンパーオーパー・バレエ(ザクセン州立歌劇場バレエ団)に所属するイ・サンウンは、1日と13日に上演される「ラ・バヤデール」で、重要な役、ガムザッティを演じている。
 韓国のユニバーサルバレエ団でソリストを務めたイ・サンウンは、昨年8月にゼンパーオーパー・バレエに入団した。入団1年足らずでのメインキャストへの抜てきが特に注目されている。身長182センチで「韓国最長身バレリーナ」と呼ばれ、相手役より身長が高く、韓国では配役が制限されていたが、ドイツ進出で存分に実力を発揮し、認められているという。
 このほか、仙和芸術学校出身で米アメリカン・バレエ・シアターに所属するソ・ヒが、昨年7月にソリストになった。ユニバーサルバレエ団のプリンシパルだったキム・セヨンは2007年にオランダ国立バレエ団に入団し、現在、ソリストとして活躍している。

Copyright 2011(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0