李大統領は地球環境と人類文明の共存を強調。「人類は地球に責任を持つ姿勢で、思考と行動を一段階発展させていかねばならない」と力説した。その上で、「われわれの努力が個別的なレベルを超えて一つに結集されれば、大きな変化をもたらすことができる」と述べた。
グリーン技術センターは国際機関のグローバル・グリーン成長研究所(GGGI)と国内外の研究機関が参加し、年内に発足予定だ。韓国政府が基礎科学向上に向け推進している「国際科学ビジネスベルト」の基礎科学研究団の設立計画と連携して進められるとみられる。エネルギーや情報技術(IT)、水、環境など関連技術の融合や体系化された研究を中心に、世界の研究開発の動向を点検・分析し、先端のグリーン技術分野の国際的な研究開発協力体制を構築、人材育成や開発途上国の技術協力に取り組む方針だ。
グローバルグリーン技術賞は世界的な水準のグリーン技術開発や普及に貢献した学者、企業、団体などを対象にしている。年内に審査委員会が構成され、来年6月に開かれるグローバルグリーン成長サミットで初めて授与する予定だ。
同サミットは韓国の主導で設立された初の国際機関GGGIの創立1周年と同国の経済協力開発機構(OECD)加盟15周年を記念し開催。韓国政府はグリーン技術分野の「ダボス会議」のように発展させていく計画だ。
21日まで開かれる今年の同サミットでは世界各国の実情に合わせたグリーン成長政策の設定や人類発展に向けたグローバルパートナシップのネットワークを模索する予定だ。サミットにはOECDのグリア事務総長やソフトバンクの孫正義社長ら、世界の経済界や国際機関の関係者60人余りが出席した。
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