悲しむ遺族=6日、仁川(聯合ニュース)
悲しむ遺族=6日、仁川(聯合ニュース)
【城南聯合ニュース】韓国北西部の江華島南部にある海兵隊の部隊内で起きた射殺事件で、犠牲となった4人の告別式が6日午前、京畿道・城南市の国軍首都病院で営まれた。
 告別式には遺族や同僚の兵士らが参列し、重苦しい雰囲気に包まれた。霊きゅう車に犠牲者の棺が運び込まれると、遺族らは号泣した。
 海兵隊司令官は弔辞の中で、「尊いご子息を守ることができず、申し訳ありません」と遺族に謝罪した。また、「このような状況が発生するまで、兵士の心を察せなかったことについて、頭を下げて謝罪します」と話した。
 発砲事件を起こした兵士は軍の調べに対し、「暴力やいじめ、仲間外れはもうなくさなければならない」と供述しており、事件の背景にいじめにあることをほのめかしている。
 同僚の兵士は犠牲者らとの思い出を振り返る追悼の辞を述べた。告別式後、棺が運ばれると、海兵隊員らは敬礼して見送った。

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