【ソウル聯合ニュース】韓国の関税庁が1~7月に摘発した麻薬密輸の件数は100件で、総量は2万1417グラムだったことが21日、分かった。末端価格は524億ウォン(約35億円)となり、昨年1年間の2.7倍に上った。
 麻薬密輸は末端価格基準で2008年の768億ウォンをピークに、減少傾向にあった。
 摘発された麻薬は覚せい剤の一種であるメタンフェタミンが447億ウォン、コカインが63億ウォンと大部分を占めた。
 密輸ルートでは国際郵便が46件で最も多く、特別貨物25件、航空機20件、船舶5件、その他4件だった。
 南アフリカ共和国からの持ち込みが最多で、カナダ、中国、パナマ、台湾の順だった。

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