【ソウル聯合ニュース】韓国と欧州連合(EU)間の自由貿易協定(FTA)が発効して以来、韓国の対EU輸出は5.5%減少し、輸入は22.0%増え、貿易収支が大幅に悪化したことが分かった。
 関税庁が3日に公表した資料によると、韓・EU間FTAが7月に発効して以来10月までの4か月間、韓国の対EU輸出は168億8000万ドル(約1兆3200億円)、輸入は158億1000万ドルで、10億7000万ドルの黒字を記録した。
 黒字規模は前年同期比に比べ、4分の1水準に落ち込んだ。関税庁は船舶輸出が減少した上、航空機輸入が大幅に増えたことが原因とし、一時的な現象と説明した。
 一方、FTAを通じて関税減免を受ける自動車や、自動車部品、石油製品などは輸出が大幅に増加するなど、202品目のうち137品目の輸出が増加。FTA効果が幅広く波及していると評価された。

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