北朝鮮の軍事パレードで公開された新型のミサイル=15日、ソウル(朝鮮中央テレビ=聯合ニュース)
北朝鮮の軍事パレードで公開された新型のミサイル=15日、ソウル(朝鮮中央テレビ=聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮は15日、故金日成(キム・イルソン)主席の100回目の誕生日に合わせて行った軍事パレードで、大陸間弾道ミサイル(ICBM)と推定される新型の長距離ミサイルを初めて公開した。
 韓国軍消息筋は同日、このミサイルについて「まだ一度も試験発射したことがなく、実戦配備したかどうかは不確実だ」と述べた。ミサイルは直径2メートル、長さ18メートル以上で、射程距離は中距離弾道ミサイル「ムスダン」(約3000~4000キロ)よりも長いと推定されると説明した。


 北朝鮮が50発(2009年基準)を実戦配備したムスダンは直径1.5~2メートル、長さ12~18.9メートルで、2010年10月の朝鮮労働党創建65周年記念の軍事パレードで初めて公開された。
 また別の韓国軍消息筋は、北朝鮮が新型ミサイルを配備したかどうかを韓米の情報当局が追跡中だとした上で、「ミサイルの長さがムスダンより長い。射程距離は約5000~6000キロで、ICBM級に分類できる」と話している。
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