党本部で開かれた非常対委員会で発言する朴槿恵氏=16日、ソウル(聯合ニュース)
党本部で開かれた非常対委員会で発言する朴槿恵氏=16日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】与党セヌリ党を率いる朴槿恵(パク・クンヘ)非常対策委員長は16日、北朝鮮の長距離弾道ミサイル発射と関連し、韓国国会が北朝鮮を糾弾する決議案を採択すべきとの見解を示した。
 朴氏は党非常対委員会の会議で、ミサイル発射を糾弾するとともに北朝鮮が核実験を行わず、国際社会の一員として再出発するよう求める対北朝鮮決議案を採択すべきだと主張した。
 決議案については、「国民を代表する国会が声を出して(北朝鮮に)伝えることは大きな意味がある。受け取った側も国民の意思だと考えるはずだ」と述べ、与野党間の調整を促した。
 朴氏はミサイル発射の費用が北朝鮮住民の6年分の食糧不足額に相当するとした上で、「非人道的な行為と言わざるを得ない」と非難した。
 また、11日の総選挙(国会議員選挙)で過半数を守ったセヌリ党だが、朴氏は今後の国会運営について、国民の暮らしを安定させることに重点を置くと強調した。

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