アップルは先ごろカリフォルニア州北部地区連邦地裁に提出した疎明書の中で、「両社が裁判を準備している間に、サムスン電子は『物まね』製品を売ってスマートフォン(多機能携帯電話)販売で世界1位の座に躍り出た」とし、サムスン電子の知的財産権侵害によるアップルの損失が数十億ドルに達していると強調した。さらに、これ以上の特許侵害を防ぐためにも7月30日に裁判を開始すべきとした。
一方のサムスン電子は疎明書で「準備すべき部分が多く、今夏に訴訟を始めるのは不可能」と述べた。また、アップルは市場競争で勝てないと判断するなり、サムスン電子製品の販売を妨げるようと訴訟を起こしたと主張した。アップルがサムスン製品を「物まね」と指摘したことに対しては、「サムスン製品は革新的で、独自に開発された技術」と反論した。
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