マケイン上院議員(資料写真)=(EPA=聯合ニュース)
マケイン上院議員(資料写真)=(EPA=聯合ニュース)
【ワシントン聯合ニュース】米共和党の重鎮、マケイン上院議員は14日(日本時間15日)、朝鮮半島の統一が中国にとって脅威になることはないとの見解を示した。

 ワシントンのシンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)で行った講演で、朝鮮半島の安定に向けた中国の役割の重要性を強調した上で述べた。中国は同国の脅威になり得るとの理由で統一韓国を恐れていると指摘。南北統一に相当の時間がかかることを考慮すれば、愚かな考えだと語った。
 また、北朝鮮に変化を促せる唯一の国は中国で、実際にそのような力を持っているとし、朝鮮半島の安定に向けた中国の役割を重ねて強調した。
 北朝鮮に対しては、「20代の若手将軍」が支配しており、非常に不安な状況だと説明。国際社会は朝鮮半島の状況を懸念する必要があると指摘した。

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