【ソウル聯合ニュース】韓国芸能プロダクション大手のSMエンタテインメント、YGエンターテインメント、JYPエンターテインメントの売上高が3年で2倍近く増加したことが8日、分かった。アイドルグループ人気や海外での韓流ブームに後押しされた。
 金融監督院電子公示システムによると、昨年のSMエンタテインメントの売上高は1643億ウォン(約160億万円)で、2010年(864億ウォン)に比べ90.2%増加した。前年(1686億ウォン)比ではやや減少した。
 営業利益は346億ウォンで同期間に34.6%増加した一方、当期純利益は176億ウォンで同27.9%減少した。
 昨年のCD販売枚数は259万3329枚、シェア38.9%で1位となった。2位は子会社のエス・エム・カルチャー&コンテンツ(6.9%)、3位はYGエンターテインメント(6.7%)。
 YGエンターテインメントの昨年売上高は1057億ウォンで、10年(448億ウォン)より135.9%増加した。売上高が1000億ウォンを超えたのは初めて。営業利益は185億ウォンで同期間に66.7%増え、純利益は139億ウォンで同67.5%増加した。デジタル音源のシェアは5.6%で1位。SMは3.9%で7位。
 JYPエンターテインメントの昨年売上高は178億ウォンで10年に比べ74.5%増加した。営業利益は10年に1億ウォンの黒字を計上したが、11年から昨年まで3年連続で赤字となった。昨年の当期純損失は44億ウォン。
 各社の売り上げ好調は、所属アーティストの海外進出がアジアを超え欧米などに拡大したほか、アイドルグループ人気で国内関連商品の販売が増加しているためと分析される。

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