【ソウル聯合ニュース】韓国統計庁が22日に発表した2013年の婚姻・離婚統計によると、年上の女性と年下の男性の婚姻件数が過去最多となった。平均初婚年齢は男性が32.2歳、女性が29.6歳に上昇した。
◇増える「姉さん女房」
 13年の婚姻件数は32万2800件となり、前年比で4300件(1.3%)減った。2年連続の減少となる。
 年上の女性と年下の男性の婚姻件数は4万1300件となり、統計を取り始めた1981年以降で最多となった。夫婦が同じ年齢の婚姻件数は4万1400件だった。男性が年上の夫婦が全体の67.6%、女性が年上の夫婦と同じ年齢の夫婦がいずれも16.2%だった。男性が年上の夫婦の比率は過去最低となった。
 平均初婚年齢は男性が32.2歳、女性が29.6歳となり、それぞれ0.1歳と0.2歳高くなった。10年前に比べると、男性は2.1歳、女性は2.3歳上昇した。ソウルと釜山、済州の女性の初婚年齢は30歳を超えた。
 平均再婚年齢は男性が46.8歳、女性が42.5歳となり、それぞれ0.1歳と0.2歳上昇した。
◇熟年離婚は10年で1.8倍増
 13年の離婚件数は11万5300件となり、前年比で1000件(0.9%)増えた。
 平均離婚年齢は男性が46.2歳、女性が42.4歳となり、いずれも0.4歳上昇した。離婚年齢は男女ともに毎年上昇している。
 離婚のうち、結婚してから20年以上の夫婦の離婚が占める割合が28.1%で最も多かった。11年は結婚期間が4年以下の夫婦の離婚が3万700件で最多だったが、12年からは20年以上の夫婦が多くなっている。30年目以上の夫婦の「熟年離婚」は9400件で前年比98.4%増となり、最も高い伸び率を示した。10年前に比べると1.8倍に増えている。
◇韓国人男性と外国人女性の国際結婚は減少
 国際結婚は2万6000件となり、前年比で2400件(8.3%)減少した。とりわけ、韓国人男性と外国人女性の婚姻件数は1万8300件となり、11.3%減少した。韓国人女性と外国人男性の婚姻件数は7700件と0.4%減少した。統計庁関係者は韓国人男性と外国人女性の婚姻が減ったのは、韓国語能力など結婚ビザの発給審査を強化した結果と分析した。韓国では基本的な意思疎通が不可能だったり、扶養能力を欠いていたりする韓国人が外国人と結婚することで、家庭内暴力などさまざまな社会問題が発生している。
 韓国人男性と結婚した外国人女性の国籍は中国(33.1%)が最多で、ベトナム(31.5%)、フィリピン(9.2%)などの順だった。韓国人女性と結婚した外国人男性の国籍は米国(22.9%)、中国(22.6%)、日本(17.8%)など。

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