サッカー韓国代表　けがのDF金珍洙に代わり朴柱昊

【ソウル聯合ニュース】大韓サッカー協会は29日、サッカー・ワールドカップ（W杯）ブラジル大会に出場する韓国代表メンバーからDF金珍洙（キム・ジンス、新潟）を外し、代わりに朴柱昊（パク・ジュホ、独マインツ）を選んだと発表した。
　金は足首のけがの回復が遅れており、試合に出られない状態だという。
　朴のポジションは金と同じ左サイドバック。朴は昨季のドイツ1部リーグで連日フル出場していたがシーズン終盤で足の指をけがした。それが理由で韓国代表メンバーから漏れていた。
　韓国は左サイドの守備に大きな不安を抱えることになる。左フルバックには尹錫栄（ユン・ソクヨン、英クイーンズパーク）がいるが、クラブで試合数を多くこなしていなかった上、代表への合流も遅かった。そのためか、28日の韓国対チュニジアの強化試合でもほかの選手より出遅れている印象があった。W杯の公認球にもまだ慣れていないようだ。
　韓国はW杯本大会のグループリーグでロシア、アルジェリア、ベルギーと対戦する。韓国の左サイドは各国のそうそうたるウインガーに立ち向かわなければならない。
　韓国代表は30日から米フロリダ州マイアミで最終調整を行う。