【ソウル聯合ニュース】公然わいせつの疑いが持たれている済州地検の金秀昶(キム・スチャン)元検事正(51)を捜査中の警察は22日、防犯カメラの映像にわいせつ行為の様子が映っていた人物は金元検事正だったとの分析結果を明らかにした。
 警察は公然わいせつ事件の現場などに設置されていた10個の防犯カメラの映像を確保し、国立科学捜査研究院に分析を依頼していた。
 分析の結果、事件現場の防犯カメラの映像に映っていた人物が金元検事正であることが分かった。
 防犯カメラには金元検事正が5回にわたり公然わいせつ行為を行う様子が捉えられていたという。
 金元検事正は今月13日未明、済州市内の飲食店前で下半身を露出し、通報により駆けつけた警察官に公然わいせつ容疑で現行犯逮捕された。検事正という身分を明かさず容疑を否認し、翌朝釈放された。警察官がわいせつ行為をした男と服装が酷似していた自分を間違えて逮捕したと主張していた。
 韓国法務部は18日、金元検事正を免職処分にしたと発表した。

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