韓国警察は、大統領府などを爆破すると予告した容疑者カン氏(写真中央)に対して28日、脅迫及び偽計による公務執行妨害の容疑で逮捕状を申請した。(提供:news1)
韓国警察は、大統領府などを爆破すると予告した容疑者カン氏(写真中央)に対して28日、脅迫及び偽計による公務執行妨害の容疑で逮捕状を申請した。(提供:news1)
韓国警察は、大統領府などを爆破すると予告した容疑者カン氏(22)に対して28日、脅迫及び偽計による公務執行妨害の容疑で逮捕状を申請した。

 京畿(キョンギ)地方警察庁のサイバー捜査隊は、逃走及び再犯の恐れや事案の重大性などを考慮し、カン氏に対する逮捕状を申請したことを明らかにした。警察関係者は「カン氏が両親にも知らせずに海外に行った点において、逃走の恐れがあり、具体的な犯行動機を隠すなど再犯のおそれもある」として逮捕状申請の理由を説明した。

 出国対象国にフランスを選択したことについて「中学校在学当時から目的があり、フランスに行く計画を立てていた」とし、「目的について話すことはできない。達成もできなかった」と述べたという。カン氏は2012年10月に現役兵として軍に入隊したが、10か月後に「服務不適応」の判定を受け、「家庭の事情による除隊」となった。2013年9月から2014年10月まで公益勤務要員として勤務しながら、転役後には特に職に就くことなく自宅で家族と暮らしていた。

 カン氏は2013年4月から2014年11月に病院で精神疾患の治療を受けたことがあると、警察は説明した。カン氏は17~23日に自身のTwitterで「朴槿恵(パク・クネ)大統領や大統領府のキム・ギチュン秘書室長の自宅を爆破する」というコメントを6回に渡って掲載したのに続き、25日午前2時39分から5回に渡って「大統領府を爆破する」という電話をかけた疑いがもたれている。


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