韓国サッカーU-22オリンピック代表チームの新たな指揮官に就任したシン・テヨン新監督が9日、記者会見に出席し「オリンピック出場権の獲得のため、最善を尽くす」と覚悟を語った。
韓国サッカーU-22オリンピック代表チームの新たな指揮官に就任したシン・テヨン新監督が9日、記者会見に出席し「オリンピック出場権の獲得のため、最善を尽くす」と覚悟を語った。
韓国サッカーU-22オリンピック代表チームの新たな指揮官に就任したシン・テヨン(申台龍)新監督が9日、記者会見に出席し「オリンピック出場権の獲得のため、最善を尽くす」と覚悟を語った。

シン・テヨン の最新ニュースまとめ

 シン監督は9日、ソウル市内にあるサッカー会館で開かれた就任記者会見で「突然、監督を任されて意識が朦朧とするようだった」としながらも「これが私の運命だと考え、チームをうまく引っ張っていきたい」と明かした。

 去る5日、オリンピック代表監督に電撃就任したシン監督。前任のイ・グァンジョン監督が急性白血病と診断されたことで、監督職を退くしか方法はなかった。

 シン監督は、監督職を担うことになった背景について「アジア杯が終わり、イ・ヨンス技術委員長が『イ監督の健康状態が芳しくない』として、私にチームを任せることはできないだろうか、と提案した」とし、「飛行機に乗っている間、多くのことを悩み、考えた。あらゆる状況を考慮した結果、サッカー界が私を必要としてくれるのであれば、それは私の運命だと思って(監督職を引き受けることを)決めた」と語った。

 また「オリンピック代表チーム監督については、ただの1%の考えていなかった。私の役割はシュティーリケ監督を補佐しながら、W杯本戦へ進出することだった」とし、「突然チームを任されて、まだ選手たちのこともよくわからないため、把握することが優先」と述べた。

 シン監督は、オリンピック代表チーム監督に就任した直後、タイへ出向いてキングスカップ最終戦(対タイ戦)を視察。試合を見守ったシン監督は「若い選手たちが厳しい状況でも、ただの一度も諦めることなく、最後まで全力を尽くそうとする意欲が、見ていて気持ちよかった」とし、「選手たちを見ながら、私も自信を得た。あと少し補完し、私のカラーを加えてより良いチームとしてお見せしたい」と抱負を語った。

 自身のサッカーについては「楽しくて面白い、そして勝つサッカーをすること」とし、「選手たちとコミュニケーションを図りながら、チームをひとつにまとめていきたい。選手たちもトレーニングをする際に堅くなるより、楽しく集中する姿を見せてほしい」と話し、チーム作りに”楽しさ”を追加することを約束した。

 一方、シン監督は来月、U-22代表チームを召集し、2016リオデジャネイロオリンピック・アジア地区1次予選へ突入する。


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