韓国で、火を使ってカクテルを作っていた際に火傷を負った客に対し、バーテンダーと店側が損害賠償しなければならないという判決が下された。(写真は参考写真です。 / 提供:news1)
韓国で、火を使ってカクテルを作っていた際に火傷を負った客に対し、バーテンダーと店側が損害賠償しなければならないという判決が下された。(写真は参考写真です。 / 提供:news1)
韓国で、火を使ってカクテルを作っていた際に火傷を負った客に対し、バーテンダーと店側が損害賠償しなければならないという判決が下された。

 ソウル中央地検は18日、客として来店していた32歳女性が、ソウル市江南(カンナム)区にあるカクテルバーの事業主とバーテンダーを相手に起こした損害賠償訴訟で、3億1300万ウォン(約3350万円)を支払うよう原告の一部勝訴判決を言い渡した。

 女性は2013年8月にカクテルバーを訪れ、カクテルを注文した。バーテンダーは火を使った「ファイヤーショー」をしながらカクテルを作っている最中に火がグラスに移り、女性は腕と足に火傷を負った。

 バーテンダーは業務上過失致傷容疑で禁錮8か月の有罪判決を受けた。女性はこれとは別に火傷に対する損害賠償を請求した。

 裁判部は「火を使ってカクテルを作る時に安全確保のために、遮断幕を置いたり、1m以上の距離を取らなければならないが、注意義務を怠り、事故が起きた」と損害賠償責任を認めた。

 続けて「店に火災予防のための安全装置もなく、事業主は従業員に安全教育もしていなかった」として共に責任を取るべきだと判断した。


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