スイスが北朝鮮に対し660万ドル(約7億9000万円)相当の食糧支援を決定したと4日、米国自由アジア放送(RFA)が報じた。

 RFAは今回の食糧支援は北朝鮮の子どもとや妊婦など脆弱階層のためのもので、国連の世界食糧計画(WFP)を通じて支援されるものだと伝えた。

 WFPのアジア担当報道官はRFAに「ことし国際社会の最初の北朝鮮支援」とし「スイス外務省傘下の開発協力庁(SDC)を通じて、先月10日、寄付金が伝達された」と明らかにした。

 同報道官は今回の寄付金で粉ミルクなどを購入して、北朝鮮の子どもや妊婦など150万人の脆弱階層を対象に、栄養強化食品の材料を伝達する予定だ、と説明した。

 この材料は北朝鮮内でWFPが運営する食品加工工場を通じて、栄養菓子などとして製造され、住民に供給される。

 またスイスは栄養強化食品の材料以外にも、ことし国連を通じて森林農法伝授や水質改善のための設備の北朝鮮支援などを検討している、と伝えられた。


Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 0