会見途中、涙を拭く朴泰桓=27日、ソウル(聯合ニュース)
会見途中、涙を拭く朴泰桓=27日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】ドーピング(禁止薬物使用)違反で国際水泳連盟(FINA)から1年6カ月の選手資格停止処分を受けた北京五輪競泳の金メダリスト、朴泰桓(パク・テファン、25)が27日にソウル市内のホテルで記者会見し、謝罪した。 朴は「こんな不祥事で会見することになり、言葉では言い表せないほど申し訳なく、心が重い。未熟な自分をいつも応援してくれた国民の皆さんに心からお詫びする」と述べた。ドーピング問題をめぐり公の場で謝罪したのは今回が初めて。 朴は仁川アジア大会開幕直前の昨年9月初めにFINAが実施したドーピング検査で、世界反ドーピング機関(WADA)が禁止薬物とする男性ホルモンのテストステロン成分が検出された。朴側は同大会の約2カ月前にソウルの病院で健康管理などを受けたときの注射に禁止薬物の成分が含まれていたと説明している。 資格停止は朴の尿のサンプルを採取した昨年9月3日に始まり、来年3月2日までとなる。仁川アジア大会で獲得した銀メダル1個と銅メダル5個も剥奪された。 朴は2008年北京五輪の競泳男子400メートル自由形で韓国競泳初の金メダルを獲得している。 stomo@yna.co.kr
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