IUの焼酎広告もピンチ？…満24歳以下の酒類広告禁止法案が通過

満24歳以下の人は酒類広告への出演を禁止する法案が、韓国・国会常任委員会の保健福祉委員会を通過した。

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　24日、保健福祉委員会によると、23日に全体会議でセヌリ党イ・エリサ議員発議によるこのような内容の国民健康増進法改正案を議決したという。

　改正案は、24歳以下は放送、新聞、インターネット、ポスターなどを通じた酒類の広告に出演することができないようにするもの。

　イ・エリサ議員が2012年7月に発議した原案には、酒類広告の出演禁止対象が「芸能人、スポーツ選手など子どもや青少年に重大な影響を及ぼす可能性のある人」、「満24歳以下の人」となっていた。

　保健福祉委員会は「青少年に重大な影響」という文句の意味が曖昧だという指摘によってその部分は抜き、年齢を広告出演制限の基準とすることにした。

　この法案によると、1993年生まれの歌手IUは、現在出演中の焼酎「チャミスル」の広告ができなくなる。

　法案通過後、オンラインでは「IU弾圧法だ」という反対意見と、「正しい趣旨の法案だ」という賛成意見に分かれ、騒動になっている。

　常任委員会を通過した法案は、体系・字句の審査を担当する法制司法委員会を経て、本議会まで通過すると効力をもつことになる。

　現在でも激しい騒動となっており、法制司法委員会など残る国会議論過程でも痛みを伴うことは避けられないと、関係者らは見ている。