銃器乱射でその後、死亡したパク氏(23)と負傷したユン氏(23)が運ばれたソウル三星(サムスン)医療院の応急室前には取材陣20人余りが駆けつけていた。死亡したパク氏は現在、病院の葬儀場に安置されている。
応急室出入り口は堅く閉じられ、周辺は病院側職員によって出入りが厳格に統制された。 病院職員は応急室の扉が開いた瞬間にも、取材陣の接近を制限した。
病院関係者は「死亡者と負傷者の家族と連絡がとれていない」とし、「家族と軍関係者と論議した上で話すことができる」と伝えた。
また、別の負傷者ファン氏(22)が移送された江南区(カンナムグ)延世セブランス病院もやはり、ものものしい雰囲気だ。そして、応急室から手術室に移されるファン氏の顔は血まみれ状態だった。
病院側の連絡を受けたファン氏の両親は手術経過を待ち、軍関係者と共に状況把握に余念がない。
一方、セブランス病院側は「ファン氏の生命には大きな支障はない」とし、「ファン氏の左あごの下から弾丸が突き抜け、右側の頬骨の上まで到達している」と説明した。続けて「病院に到着した際は意識は明瞭だったが、話すことができる状態ではなかった。手で意思表示をしていた」と付け加えた。
これに先立ち、この日の午前10時45分ごろ、ソウル・瑞草区・内谷洞の予備軍訓練場で銃器乱射事件が発生し、加害者を含む2人が死亡し(加害者は自殺)、3人が重軽傷を負った。
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