三星(サムスン)ソウル病院でのMERS感染者となった妊婦(109人目の患者)は現在、安定した状態を保っており、万一、今後、状態が悪化した場合は帝王切開で出産する見通しだ。
妊婦は臨月で、すぐの出産も可能だというのが保健当局の判断だ。今後も安定した状態が続き、来週はじめにMERS検査をして陰性判定を受けた場合には、予定通り自然分娩が可能だ。
オム・ジュンシク翰林(ハンリム)大江東(カンドン)聖心(ソンシム)病院教授(中央MERS管理対策本部即席対応チーム)は11日、「妊婦は現在、筋肉痛はあるが、呼吸器症状がなくてX線も比較的きれいな状態」とし、「もし、肺炎の進行が確認されれば、帝王切開で出産した後、抗ウィルス剤投与など治療に入る計画」と明らかにした。
妊婦は三星ソウル病院の応急室に食中毒で外来に訪れた母親の面会に行き、感染した。
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