【世宗聯合ニュース】韓国・ソウルと北朝鮮南東部の元山を結ぶ鉄道路線、京元線が分断70年にして韓国側区間から復旧される。 韓国政府は4日、北部・江原道鉄原郡にある京元線の白馬高地駅で5日に韓国側区間の復旧工事の起工式を行うと発表した。 京元線は1914年8月に開通して以来、京城(現ソウル)・竜山駅―元山駅間の223.7キロを運行し、物資の輸送を担っていたが、45年の南北分断により路線も分断され、朝鮮戦争で南北が接する区間の路線が破壊された。 韓国は2012年11月、新炭里駅(京畿道漣川郡)から白馬高地駅までの5.6キロ区間をまず復旧させた。 今回は白馬高地駅から軍事境界線までの11.7キロ区間の復旧工事を確定し、まずは白馬高地駅から月井里駅(鉄原郡)までの9.3キロ区間の工事を行う。実質的な工事は10月以降に着手する。 非武装地帯(DMZ)にある月井里駅から軍事境界線までの2.4キロ区間については、北朝鮮との合意の上で工事を進める計画だ。 政府は、京元線が南北間の運行を再開すれば、ロシアを経て欧州まで続く「ユーラシア鉄道網」が構築されるものと期待を寄せている。 stomo@yna.co.kr
Copyright 2015(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0