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韓国自殺率6年ぶり低水準 20・30代男性の自殺は増加
【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が23日発表した統計によると、昨年の自殺者は1万3836人で前年に比べ591人(4.1%)減少した。1日平均の自殺者は37.9人。 人口10万人当たりの自殺者数を示す自殺率は27.3人で、前年に比べ1.3人減少した。2008年の26.0人以来、6年ぶりの低水準だ。 昨年はほぼ全ての年齢層で自殺率が下がったが、20代・30代男性の自殺だけは増加した。20代男性の自殺率は前年比4.2%増の21.8人、30代男性は同0.5%増の36.6人だった。背景には就職難があるとの分析もみられる。自殺は20代・30代の死因1位となっている。 韓国の自殺率は経済協力開発機構(OECD)加盟国で10年以上トップ。国際比較のため人口標準化を経て算出した韓国の2013年の自殺率は28.7人で、OECD平均(12.0人)の2倍を超える。主要国の自殺率は日本が18.7人、米国が12.5人、ドイツが10.8人など。 一方、2013年まで10代の死因1位も自殺だったが、昨年は旅客船セウォル号沈没事故により運輸事故がトップになった。死者・行方不明者304人のうち、修学旅行中の高校生が250人だった。 stomo@yna.co.kr